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2013-07-21

ガパオ(タイ料理)の考察

バンコクMRT Phra Ram9駅のフードコート 一番右側のお店のガパオ

注)お店のお姉さんは別の方が料理されていて、味は……。に。2軒となりの男の人のお店が良かったです。2013年11月情報

ごぶさたしております。
外ではどこかの打ち上げ花火の音が、ぽんぽんと聞こえる今夜。
阿波踊りのプレイベントを終えてへたった夜に、久しぶりのブログup。

暑い夏にはビール、ビールにはタイ料理、タイ料理といえば「ガパオ」。
と、懲りずにまたタイ料理ネタ。しつこくて、ごめんよ。

最近、カフェメニューでも増えてきた「ガパオ」。
テレビなどでも取り上げられ、ちょっと日本で流行の兆し。


みじん切りのお肉をニンニク、唐辛子、ナンプラーやオイスターソースなどで
火の中で炒め味付け、最後にバジルをわしっと手づかみし、わわっと入れ、できあがり。
それをご飯と食すという、いたってシンプルかつ秒速なお料理です。
「肉そぼろ炒め ライス付き」をイメージしていただければ、7割正解。
エスニックな香りただよい、目玉焼きもつけば、あらおしゃれ。
ガパオが作れてしまう男子は、夏に一株あがること間違え無しのモテ料理(主観)です。

どうやら日本で通用している「ガパオ」という単語の意味は
タイ語では「ホーリーバジル」というハーブの名前で、
これだけ伝えても正直通じない事が多い。

奥の子がホーリーバジル。ベランダで育て中だが、一向に大きくならず

タイで注文するなら「ガパオ」+「肉名(鶏・豚・牛など)」でOK。(鶏は「ガイ」)
120円ぐらい。
タイ料理の中でも「ガパオの美味しい店」というのは、
日本で言うと、いわゆる「のり巻きが美味しい店」ぐらい競争力のない料理。
(野菜炒め、いや焼きそばの美味しい店、のほうが的確か?)
いわゆる何時間煮込んだから、秘伝のたれが、素材のなんとか、などで
どうなるというものではなく、
ありあわせ普通材料を使い、火力と調味料と手際にほぼ集約される(と思われる)料理である。

冬に食べた味が忘れられず、また食べに。バンコクに。
朝、ホテルから駅をのりつぎ、強い日差しの中、徒歩30分。
(タイ語で、路地裏的な住所をバイクタクシーに表現する術は皆無)

この道の入り口にあります

汗だくで(熱中症手前)、また着いたこのお店。居るのは猫とおばちゃん一人、
机にひかれた前と変わらぬドラえもんシート。

ハエが足もとにちらほら、横には若干引き気味のツレ。
(どうやら、女というものは屋台風の店に好んで入らないという思考があるらしい)

たった2回前回行っただけで、常連風の顔して注文する私。
そして、どうしても知りたかった料理法をおばちゃんの横でじっくり観察。
出て来たのがこちら。

あああああーーーーうまいっす。前はインゲン小口切りもINしてました

う ま す ぎ る!!

ツレもほぼ一気にかき込む。
食べ終わり、おばちゃんに身振り手振りで、調味料を見せてもらう。

おばちゃん、調味料はこれとこれよ!と教えてくれる

ナンプラー、シーズニングソース、ニンニクと生唐辛子(大)つぶしたもの。
(シーユーダム、シーユーカオ、オイスター は入らず。他のおいしいところ
では、入れていたので、配分をためしてみてね。)
ひき肉(大きめ)をいためつつ、スープちょい入れて、その後にニンニク&生唐辛子
で、わしゃわしゃ。少々したあとに調味料。

ふむふむ、なるほど、見せてくれてありがと〜おばちゃん!

注)お店のおばちゃんは別の方が料理されていて、味は……。になってしまっていました。2013年11月情報

この日から「一日一ガパオ」という目標をかかげ、バンコク、もといホテルの近くの
あちらこちらでガパオを食べてみた。

ホテルの前のガパオ。火力が足りず、時間もかかってちょっと残念風味
ホテル近所の姉妹のお店。味付けが期待とちょいと違う

得てして、(自称)「ガパオ利き」となった我々は東京で再現。
ガスコンロを最大火力でわっしゃわっしゃ。油の味が大事なのだ。
(本当はファイヤーしたかったけど、火災報知器など難所があるため断念)
なんとなく、それっぽくできたので、調子にのって妹の誕生日会でも披露。
パーティー部屋の中が一気にタイ料理屋の匂いで満たされ、参加者むせるもの多数。
場所と人は選んだ方が、どうやらいいみたい。

お休み前のひとときに、おまけを




■■ツレ(香港人)の寝言 ※全て日本語■■

「おばあちゃん〜 ほんと 大丈夫です、大丈夫ですよ〜」

「注文決まったら、どうぞお願いいたしますね!」

最近、だいぶ身体の調子もよくなりました。
リハビリ期、焦らず〜

ではではー

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