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2015-11-12

ブックデザイン紹介 「女神打排球」台湾 2011年

今回は好きな本紹介をしようかと。こちらは「女神打排球」という台湾で発行された詩集です。排球はバレーボールです。蚕の繭みたいなイラストとふんわりした紙の表紙です。正方形に弱いので、ツボでした。

この本の特徴は、本の小口(ページ開く方)に糸が見えますよね。
カバーの袖(カバーの折り曲がってる部分)と表紙の折れ目から水色の糸が出てます。
開くとこんな感じ。ちなみに、中の文章は ”彼女は重々しく押さえ 彼は叫ぶ そして再び 小さめに言う 「この共産党!」” はい、私翻訳できません(笑)。中国語の漢字が並ぶ文章を見るのが好きなだけ。ページ番号無し。

 ”もう日本料理は食べたくない、からすみ(台湾特産)も。安いワインとチーズも。魯肉飯(台湾のそぼろご飯)は面倒に行っちゃった(?) 割引クーポンは君にあげる 僕に君の笑顔をおしつけないで また来たら もう相手にしないよ” 生々しい生活感。親近感。

本のデザイナーは必ずやってると思うんだけど、カバー外して、中の表紙周りどんな感じなのか、チェック。何もない〜〜

全ページ袋とじのような感じで、内側は水色なんです!だからページの紙はうっすら水色ー。
台湾で300元(900円ぐらい!)
ここの本屋さんWebでは黒子が本を持ってぐるぐる見せる紹介方法が斬新。(下の黒いボタンをクリック)
デザインは「霧室。」さん。他にもたくさん本のお仕事されてます。
かっこいいなぁ。
OKAPI(台湾の生活系ポータル)でも紹介されてます。他にも台湾のブックデザインを紹介してますね。

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